【稲城市】認定こども園・保育園・幼稚園の違いは?わかりやすく比較・解説します!
- 認定子ども園って何?
- 保育園って何?
- 幼稚園って何?
- それぞれの違いは?
この記事では、「認定こども園」「保育園」「幼稚園」の違いをわかりやすく解説しています。
これから保育施設を決めるときの参考にしてください。
「保育」にするのか「教育」にするのか…迷いますよね。
あなたは保育園派?幼稚園派?それとも認定こども園派?
認定こども園・保育園・幼稚園の違い
認定こども園・保育園・幼稚園の違いを表にまとめました。
認定こども園 | 保育園 | 幼稚園 | |
---|---|---|---|
年齢 | 0~5歳 | 0~5歳 | 3~5歳 |
利用資格 | 0~2歳:保育を必要としている家庭(保育認定を受けている) 3歳~5歳:誰でも | 保育を必要としている家庭(保育認定を受けている) | 誰でも |
目的 | 保育・教育 | 保育 | 教育 |
保育時間 | 4~11時間 | 8~11時間 | 4時間 |
延長 | 延長保育など 園による | 延長保育など 園による | 預かり保育など 園による |
食事 | 園による | 給食 | 園による |
先生 | 保育士・幼稚園教諭 | 保育士 | 幼稚園教諭 |
費用の基準 | 自治体による | 自治体による | 園による |
申込方法 | 1号認定:園で申込 2,3号認定:自治体で申込 | 自治体で申込 | 園で申込 |
管轄 | 内閣府 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
認定こども園とは
保育園と幼稚園の良いトコを合わせた園です。
保育と幼児教育を一体化して行っています。
保育園のように子どもを預けたい、でも教育も受けさせたい人には良いですね!
対象年齢は0~5歳。(0~2歳は保育認定が必要)
認定こども園には、以下の4つのタイプがあります。
- 幼保連携型
- 幼稚園型
- 保育園型
- 地域裁量型
幼保連携型
「認可幼稚園」+「認可保育所」
幼稚園と保育園が一つになったタイプ。
法的には、学校かつ児童福祉施設です。
稲城市に、幼保連携型認定こども園は1ヵ所あります。
≫稲城市の認定子ども園はこちら
幼稚園型
「認可幼稚園」+保育
幼稚園に保育がくっついたタイプ
法的には、学校です。
稲城市に、幼稚園型認定こども園は2ヵ所あります。
≫稲城市の認定子ども園はこちら
保育園型
「認可保育所」+教育
保育園に教育がくっついたタイプ。
法的には、児童福祉施設です。
※稲城市には、保育園型の認定こども園はありません。
地域裁量型
「認可外幼稚園」+「認可外保育所」
待機児童解消のため、都道府県から認定を受けています。
法的には、認可外です。
※稲城市には、地域裁量型の認定こども園はありません。
(認可)保育園とは
保育を必要(保護者の就労・介護など)とする家庭だけが利用できます。
対象年齢は0~5歳で、目的は保育です。
保育園に入園するには保育認定が必要ですよ。
≫保育認定について詳しくはこちら
稲城市には、19カ所の認可保育園があります。
≫稲城市の認可保育園はこちら
認可・認可外の違いは?
認可保育園と認可外保育園の違いはこのとおり。
認可保育園 | 認可外保育園 | |
---|---|---|
年齢 | 0~5歳 | 0~5歳 |
目的 | 保育 | 保育 |
保育料 | 自治体による | 園による |
支払い先 | 市 | 園 |
職員 | 保育士 | 1/3以上が保育士 |
稲城市では認可外保育所として、
- 東京都認証保育所
- 企業主導型保育事業
があります。
≫稲城市の東京都認証保育所はこちら
≫稲城市の企業主導型保育事業はこちら
保育園を利用できない人(家庭)
保育園を利用できない人は以下のような人たちです。
- 幼児教育を受けさせたい「だけ」の人
- 集団生活に慣れさせたい「だけ」の人
- 保育園に通わせたい期間に、通わせる子への育休などから復職しない人
保育園を利用できるのは「保育を必要としている人」ということですね。
幼稚園とは
幼稚園は、小学校・中学校と同じ「学校」です。
対象年齢は3~5歳で、目的は教育です。
文科省の「幼稚園教育要領」に基づいて教育が行われています。
稲城市には、7カ所の幼稚園(2ヵ所の幼稚園型認定こども園含む)があります。
≫稲城市の幼稚園はこちら
稲城市に認可外幼稚園はない
稲城市に認可外幼稚園はありません。
あなたは保育園派?幼稚園派?それとも認定こども園派?
それぞれの家庭の状況・目的に合った保育施設を選ぶことが大切です。
例えば、
- 『仕事が忙しくて、係とかもあまりできないから保育園かな』
- 『小学校前に教育を受けさせたいから幼稚園、またはこども園にしようか』
- 『(保育時間)フルで預けたい、でも教育もしっかりやってほしいから子ども園に入れたい』
など、各家庭によって違ってきます。
そして園の種類はあくまでも選択肢の一つであることを忘れてはいけません。
他にも、
- 各園の方針がある
- 各園の教育(保育)内容がある
- 定員があるので入れるかわからない
など、色々な方向から考えていくべきでしょう。
私にも子どもがいますが、園の特色から「幼稚園」を選択しました。
≫稲城市の保育施設一覧はこちら
子どもや家庭の状況に合った園が見つかると良いですね!
「稲城のミカタ」編集部